世界中で古くから語り継がれることわざには、人類が直面してきた普遍的なテーマに関する深い知恵が込められています。中でも「正義と不正」は、社会のあり方や個人の行動規範を考える上で、常に重要な位置を占めてきました。この記事では、そんな「正義と不正」をテーマにした英語のことわざを20個厳選し、その意味を日本語訳と共にご紹介します。これらの言葉を通して、真理と道徳について深く考察する機会となれば幸いです。
正義と不正に関する英語のことわざと日本語訳
Justice delayed is justice denied.
遅すぎる正義は、正義ではない(正義は速やかに行使されなければ意味がない)
Might makes right.
力は正義なり(力のある者が正義を主張できる、という不公平な状況を表す)
The truth will out.
真実は明らかになる(どんなに隠されても、最終的には真実が公になる)
Crime doesn’t pay.
犯罪は割に合わない(不正な手段で得た利益は、結局は代償を伴う)
An eye for an eye, a tooth for a tooth.
目には目を、歯には歯を(受けた害に対して、同等の報復を求める原理)
Honesty is the best policy.
正直は最善の策である(不正を働くよりも、正直である方が結局は良い結果を生む)
No man is above the law.
何人も法の上に立つ者なし(誰もが法の支配の下にあり、法によって平等に扱われるべきである)
What is sauce for the goose is sauce for the gander.
ガチョウに効くソースはガンのオスにも効く(一方に適用されるルールは、他方にも適用されるべきである;公平であるべきだ)
The pen is mightier than the sword.
ペンは剣よりも強し(言論や思想の力が、武力よりも強い影響力を持つ)
Silence gives consent.
沈黙は同意を与える(異議を唱えないことは、その状況や行為を認めることと同じである)
When the cat’s away, the mice will play.
猫がいない間に、ネズミは遊ぶ(監視する者がいないと、人々は不正を働く傾向がある)
You can’t make an omelet without breaking a few eggs.
数個の卵を割らずにオムレツは作れない(何かを達成するには、多少の犠牲や困難は避けられない)
To err is human, to forgive divine.
過ちは人の常、許しは神の業(人間は間違いを犯すものであり、それを許すことは崇高な行為である)
Every dog has its day.
どんな犬にも良い日は来る(どんなに不遇な者にも、いつかは幸運や正当な評価の時が訪れる)
Power corrupts, and absolute power corrupts absolutely.
権力は腐敗する、絶対的な権力は絶対的に腐敗する(権力は人を堕落させ、絶対的な権力は人を完全に堕落させる)
The end justifies the means.
目的は手段を正当化する(最終的な目的が良ければ、そのために用いた不正な手段も許される、という危険な思想を示す)
Where there is smoke, there is fire.
煙のあるところには火がある(噂や疑惑があるなら、そこには何らかの真実があるはずだ)
What goes around, comes around.
巡り巡って返ってくる(良い行いも悪い行いも、最終的には自分に返ってくる;因果応報)
Practice what you preach.
説教することを実行せよ(自分が主張する正義や道徳を、自分自身も実践すべきである)
A clear conscience is a soft pillow.
清い良心は柔らかい枕である(不正を働かなければ、心安らかに過ごせる)
「正義と不正」は、私たち人間社会にとって永遠のテーマです。これらのことわざは、そうしたテーマについて深く考察し、より良い社会を築き、個人として正しい道を歩むための指針を与えてくれます。古人の知恵に耳を傾け、日々の生活の中で「正義」とは何かを問い続けていきましょう。


