ジョージ・バーナード・ショー

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ジョージ・バーナード・ショー(1856-1950)は、アイルランド生まれの劇作家、批評家であり、ノーベル文学賞(1925年)とアカデミー脚本賞(1938年)を受賞した稀有な人物です。彼の作品は、鋭い社会批評とウィットに富んだ対話が特徴で、ヴィクトリア朝後期から20世紀半ばにかけてのイギリス演劇界に革命をもたらしました。

ショーは、貧困、階級格差、女性の権利、教育、医療といった社会問題を劇中で扱い、観客に倫理的、知的な問いを投げかけました。彼は社会主義思想の擁護者でもあり、フェビアン協会の活動にも積極的に参加しました。

代表作には、女性の自立をテーマにした『キャンディダ』、兵士と理想主義の葛藤を描いた『武器と人』、言語学者が下町の花売り娘を淑女に変える『ピグマリオン』などがあります。『ピグマリオン』は後にミュージカル『マイ・フェア・レディ』の原作となりました。

彼の戯曲は、単なる娯楽としてだけでなく、社会に対する深い洞察と挑戦を促すものとして、今なお世界中で上演され続けています。

There are two tragedies in life. One is not to get your heart’s desire.

The other is to get it.

人生には、2つの悲劇がある。
一つは、心の欲するものが手に入らないということ。
もう一つは、手に入れてしまうことである。

You see things; and you say, ‘Why?’ But I dream things that never were;
and I say, “Why not?”

人はものごとを見て、「なぜ、そうなのか?」と考える。
しかし私は、いまだかつてかくあらざるものを夢見て、
「なぜ、そうでないのか?」を考えるのだ

If you teach a man anything, he will never learn.

もしあなたが人になにかを教えようとすれば、
彼は何も学ぼうとしないだろう。

It is a woman’s business to get married as soon as possible,
and a man’s to keep unmarried as long as he can.

できるだけ早く結婚するのが女の務めであり、
できるだけ結婚しないでいるのが男の務めだ。

My way of joking is to tell the truth; it’s the funniest joke in the world.

私にとってジョークとは、真実を語ることだ。
それは世界で最も面白いジョークなのだ。

You’ll never have a quiet world till you knock the patriotism out of the human race.

人類から愛国主義を叩き出すまでは、
静かな世界は決して手に入れられないだろう。

Lack of money is the root of all evil.

金がないことが、すべての元凶だ。

Parentage is a very important profession,
but no test of fitness for it is never imposed in the interest of the children.

子育ては、とても大切な職業である。
しかし、親に適性試験が課されたことはない。

The worst sin towards our fellow creatures is not to hate them,
but to be infifferent to them: that’s the essence of inhumanity.

人間にとって最大の罪は、他者への憎しみではなく、
他者への無関心である。
つまり、無関心こそ、非人道的な行為の源泉なのだ。

Democracy substitutes election by the incompetent many for appointment by the corrupt few.

民主主義は、無能な多数者による選挙を、
腐敗した少数者による職の任命に置き換えてしまう。