ジョン・ドライデン(1631-1700)は、17世紀後半のイギリスを代表する桂冠詩人、劇作家、文芸批評家です。ピューリタン革命と王政復古という激動の時代に生き、その作品は当時の政治、社会、文学を色濃く反映しています。
ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジで学び、王政復古期に劇作家として頭角を現しました。彼は多くの英雄劇や喜劇を執筆し、特に韻文劇の発展に貢献しました。また、風刺詩の名手としても知られ、『アブサロムとアキトフェル』では当時の政治情勢を巧みに風刺しています。
ドライデンは散文でも優れた作品を残しており、『劇詩論』などの文芸批評は、英語批評の基礎を築いたものと評価されています。彼はホメロス、ウェルギリウス、チョーサーなどの翻訳も手がけ、英語散文の洗練と発展にも寄与しました。その多才な才能と幅広いジャンルでの活躍から、「英文学の父」の一人と称されています。
| Errors, like straws, upon the surface flow; He who would search for pearls, must dive below. 誤りは、藁のように表面に浮かび流される。 |
| Beware the fury of a patient man.辛抱強い人の怒りには、要注意だ。 |


