ジョン・キーツ(1795-1821)は、イギリス・ロマン派を代表する詩人の一人です。ロンドンに生まれ、幼くして両親を亡くし、外科医見習いとして医学を学びましたが、詩作への情熱からその道を断念しました。
彼の詩は、五感に訴えかける豊かな描写と、美、真実、死、芸術といった普遍的なテーマへの深い考察が特徴です。特に、「ナイチンゲールに寄せて」や「ギリシアの壺のオード」、「秋に寄せて」といったオード(頌歌)は、英語詩の最高傑作の一つとして高く評価されています。キーツは、想像力の力と自然の美しさを深く愛し、それを官能的で音楽的な言葉で表現しました。
しかし、彼の人生は短く、貧困と病気(結核)に苦しみました。25歳でイタリアのローマで亡くなりましたが、その短い生涯で生み出された作品は、後世の詩人たちに多大な影響を与え、今日でも世界中で読み継がれています。
| The only means of strengthening one’s intellect is to make up one’s mind about nothing – to let the mind be a thoroughfare for all thoughts.知性を高める唯一の方法は、何事も決めつけず、 自らの心をあらゆる思想の往来とすることである。
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| Nothing ever becomes real till it is experienced. Even a proverb is no proverb to you. 経験するまでは、何事も本物ではない。 |
| A thing of beauty is a joy for ever. 美しきものは、永遠なる喜びである。 |


